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23年目

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子育てのため休職中の知子さんが、かわいい2世を連れて遊びに来てくれました。
カイの誕生日、ということで、<超>長いロールケーキを携えて。

あ!そういえばそうだった!
先週の母語別交流で、学生たちにシュークリームを振る舞いハッピーバースデーを歌ってもらって、すっかり終わった気でいた私たちでしたが、本当の誕生日は2月1日でしたっけ。

さっそく、おたんじょうびおめでとう!のローソクを立て、なが〜いロールケーキでお祝いしました。
このロールケーキ、彼女の地元の有名なケーキ屋さんだそうで、手作り感あふれる美味しい味に一同感動でした。

今年で23年目。日本語を始めた頃は、日本語教師や日本語学校なんてわけがわからない存在で、何度説明しても分かってもらえませんでしたが、今はおかげさまで、だいぶ認知度が上がって来ました。日本の少子化とグローバル時代の到来で取り巻く環境も変わり、日本語教育の重要性も増しています。

日本語学校は外国人受入れの前線にあり、いくら真面目に取り組んでいようとも、海外事情、外交関係、国内状況など、さまざまな外的要因に大きく影響を受ける存在です。日本語学校の世界自体も悪名高い不法就労、不法滞在が問題になり、多くの学生はもとより日本語教師が長い間その負のイメージを背負ってきました。日本語学校も一生懸命そこから抜け出そうと、様々な自助努力をして不法残留やら犯罪などの割合が大きく下がり、質の向上に努めてきたのが認められつつありましたが、最近は新しい学校が増える傾向にあり、また心配なフンイキです。

今のご時世、「簡単に儲かる!」と思って学校を始める人/会社が増えているのです。
特に介護看護関連では、いろいろな分野の人たちが目をつけています。日本に必要なことに日本語教育が貢献できれば嬉しいですが、それを金儲けの種に考え群がる人たちはやはり駆逐されてほしいと思います。

人の移動には多くの闇がつきまといます。これに教育という砂糖をまぶして誤摩化そうとする人たちは、どの国にもいます。どの階層にもいます。日本にも、大手銀行のOBだとか、経営コンサルタントのような人たちが、あたかも立派な計画をいとも簡単に考えます。学校なんか簡単に作れますが、きちんと機能させることは並大抵ではありません。外国人受入れには、さまざまな不測因子が多いからです。

うちも23年経ち、おかげさまでいろいろな仕事をさせていただいておりますが、企業の高度人材受入れの日本語に携わる一方で、犯罪を起こした外国人の日本語教育に携わる機会もほんの少しいただきました。一人一人の人生に関わることになるこの仕事には明暗がつきまといます。そのことを引き受ける覚悟を持ちたいと改めて思います。民間学校なりのやり方で、社会的に機能し求められる存在となることを志向し、誇りを持って今年も頑張ります。

カイ創立記念ケーキ.JPG