七夕様への暗号

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

今年も七夕の短冊が3階ロビーに飾られました。
毎年見るのが楽しみですが、今年はまた傑作があるかな、、と短冊を一つ一つひっくり返して
見てみました。

「イケメンの彼氏がほしい」
。。。私も。

「金持ちの人は結婚したいです」
。。。いやいや、貧乏でも結婚したいですって。
   (もちろん、金持ちの人結婚したい、の間違いです)

などと、突っ込みを入れつつ見ていましたら、すごいのがありました。

               ・
               ・
               ・
               三
               年
               い
               な
               い
               に
               日
               本
               言
               五
               口
               一
               糸
               及
               に
               合
               木
               各
               し
               た
               い
               で
               す
               
               ・
               ・
               ・

実に見事に漢字を再構成しています。
漢字圏以外の出身者に時々見られる現象ですが、
ここまで来ると傑作としか言いようがありません。
テレビのクイズ番組みたいです。

この人が望み通り日本語一級が取れたあかつきには、この短冊を見せてあげたいです。
さぞ、びっくりすることでしょうね。

san-in-sen

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

いよいよ参院選の投票日目前に迫って来ました。

外国人から見ると、日本の政党はどうなんでしょうか。
まず政党名ですが、昔の政党は、民主、自由、社会、日本などの言葉の
組み合わせなので、自民党や社会党ルーツの政党名はよく似ています。

jimin minsyu syamin....
昔はパッキリと違いましたが、名まえが似て来た分、違いが見えなくなって来たような。。


一方、流行りの新党ですが、
kokumin shintoh, shintoh kaikaku,nihon so shintoh, shintoh daichi...

shintoh と聞けば、外国人には神道の方が耳なじみ。宗教団体と
混同している外国人も多いかもしれない。

tachiagare nippon,、
ううん。。うちの学生たちは「タチガレニッポン」と言い間違えそう。悪気なく。


ところで、社民党党首の福島みずほさん。話し方でだいぶ損をしているような
気がしていましたが、外国人には意外に受けがいいことを知りました。
その理由は、言葉がわかりやすく、語尾まではっきり話すから。
たとえば、こんな風。。

「いいえ、それは違います。そうではありません。」
「私はそのことには、反対です。」

確かに、一語一語、はっきりと話す方ですね。そう言えば、まるで初級クラスの
日本語教師のようです。



さてさて、どんな結果が出るでしょうか。

なにはともあれ、11日は投票所へ行きましょう!

おやゴコロ。。。

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

日曜の夜、娘が眠った後、足が痛いと言っていたのを思い出し、消炎シップを貼ってやりました。
貼りながら、ついこの間までまだまだ小さいと思っていた娘も、気がつくとずいぶん
大きくなっていて。こんなところまで足が来ている、と、ベッドの娘につぶやいたりして。

親にとって、子どもの成長は本当に嬉しいと同時に、手を離れて行く寂しさも感じる
ものですが、そんなことをつらつらと考えつつ。シップを貼る自分も、いつの間にか
親らしくなったものだ、と独りごちつつ。。

翌朝、娘が何か大きな声で言っていました。
顔を洗っていた水を止めて「なに?」と聞いた私に娘の一言。

あのさ〜、シップしてくれたでしょ〜。
せっかくなんだけど、はんたいの足なんですけど〜。

気に入っちゃった感じですか

新宿のデパートで、春物の洋服が目に止まり、何着か試着しました。
ちょっと面白いデザインのカーディガンを何度も当てて見ていたら、
若い男性店員が;

あ、それ、気に入っちゃった感じですかあ?

。。。確かにちょっと気に入ったのですが、その一言にムッとして

ちょっといいと思ったけど、でも、やっぱりいらない。

と言ってしまいました。

気に入っちゃって悪かったわね。
言うなら「お気に召しましたでしょうか」じゃないの?
もっと丁寧に「お気に召していただけましたでしょうか」というのもありますが。

馬鹿にされたように聞こえちゃったのに
気がつかない感じでしょうかね。

毎日持ち歩いてます

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

写真は今年のスケジュール帳です。
こだわりは、月間予定が一覧できること。表紙がやわらかくて色がきれいなこと。
できればちょっとした収納機能があること。。。で、今年はこの strage.it を選びました。
写真のようにペンやらポストイットやらをしまっておけるのが何より気に入っています。

このスケジュール帳の中に入っているものは;
無印用品のポストイット式インデックス、
パイロットのCOLETという水性ゲルインキペン、
今年の初詣で引いた大吉のおみくじ
など。

ポストイット式のインデックスは、本当に便利です。
会議の間にちょっとインデックスをつけておくと、会議の進行にもついていきやすいし、
あとで読み返すのに便利です。(ほんとはめったに読み返しませんが)。
これはポストイット式、という気軽さがなによりのポイントです。

パイロットのCOLETは、今一番気に入っているペンです。
ピンク、緑、茶色、オレンジ、、など、色々な色の替芯(?)と本体が別売になっていて、
好きな組み合わせにできます。赤、黒、青以外は普通書きにくいイメージがありますが、
このペンはとてもきれいに出て書き味もスムーズ。今はこのペンがないとどうも調子が
上がらないほど、このペンが気に入っています♥

メモ帳.JPG

ヨメ?

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

最近、「うちのヨメが、、」という言い方をよく耳にします。
もちろん妻のことですけど、そういう言い方をするのは20代から30代の若い世代。

男女平等とかいうことを主張して闘って来た戦後の数十年間を吹き飛ばしてしまうような「ヨメ」呼ばわりですが、言われている方もそんなに気にしちゃいないみたいです。雇用機会均等法ができて20年以上経ち、取り立てて日常生活で不平等や不都合を感じなくなったせいでしょうか。それ以前に婚活ブームで、結婚できれば呼び方なんてどうでもよい、ということなのでしょうか。

ヨメという言い方を若い世代が使うようになったのは、吉本興業のお笑いタレント達のトーク(というか内輪話し)の影響なのでしょうが、「主人」とか「家内」とか言わずに、どう言うか、と結構真剣に考えた世代の端くれとしては、なんとなく、東京の若い男たちの「うちのヨメ」には、違和感を感じます。

私自身は幸か不幸かそんな心配をする必要もありませんでしたが、私の友人は主人と呼ぶ人より、夫とか、ダンナとかが多いようです。ダンナも意味合いからすると引っかかりますが、なんとなくぞんざいな言い方になる分、意味と相殺されてプラスマイナスゼロ、というところで使う人が多いのでしょう。逆に「夫」は語感的にコナレない、つまり、日常使いにしっくりこないというのが広まりにくい原因かも知れません。

対する男性も、私たちの世代(アラフィフ?以上。。団塊以下?)は、「奥さん」とか、もう少し斜に構えて「ヨメさん」とか、そんな人たちが多いような気がします。

こんな波が行ったり来たりしながら、時代は動いて行くのでしょうか。

スピコン間近

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

来週予定している校内のスピーチコンテストに向けて、講師室の机の上に積んであった学生たちの作文。一生懸命書いた筆跡に引かれて手に取った作文の一つに、日本人の奥さんがアメリカで出産した時のエピソードを書いたものがありました。ちょっと面白かったので発表前ではありますが、こっそり一部抜粋;

...痛かったので、彼女は日本語で話し始めました。
..........(中略)......
..(生まれた)赤ちゃんはとてもかわいかったです。赤ちゃんなのに髪がたくさんありました。私はとてもうらやましかったです。

拙い文ながら(だからこそ)、彼の目を通したリアルな情景が、彼自身の気持ちを伴って伝わってきますね。出産の際、陣痛で思わず日本語が出た妻を、「痛かったので」と思いやり、東洋人妻との間に生まれた子の頭髪が豊かなことに「赤ちゃんなのに」と率直に驚きうらやむ西洋人、という、聞いてみれば単純ながら、なるほど、と思わせられるヒトコマです。

来週の金曜日、彼がクラス選抜を勝ち抜くかどうかはわかりませんが、どんなスピーチが聞けるのか楽しみです。


写真は、私の家の近くのお蕎麦屋さんで撮ったもの。2月とは思えない陽気に誘われ、この時季限定の「さくら蕎麦」というのをいただきました。さくらの花びらを練り込んでいるという蕎麦は、ほんのりとさくらの香りがしました。さくらそば_300.jpg

イギリスの語学留学受入れ方針変更

イギリスは、だいぶ積極的に留学生を受入れていて、そのため特に多くの中国人留学生が英国に流れていたのですが、この3月3日から、GSV (General Student Visa)受入れ学生の英語レベルの基準がCEFRのA1からB1に引き上げられたとのこと。
これは、かなり大きい引き上げとなります。日本語能力試験で言えば、4級すれすれかそれ以前程度の初級から、3級合格の中級レベルに上がったのと同程度への変更ですから、受入れ現場はかなり対応が大変なようです。
一応、この基準にも国費留学生の場合と、大学に無条件合格し事前コースを取っている場合は例外と認められるとか。

この他にも条件変更として;

認められるアルバイトは20時間から10時間以内に減少
6ヶ月以下の留学の場合は、扶養家族は同行できない
学部レベルでなければ家族は仕事ができない
信頼できるスポンサーが必要

などの制約が追加されたようです。海外留学は専門ではないので細かいことはわかりませんが、イギリスの語学学校のサイトからは、まだスポンサー基準やレベル認定方法などは手探りの部分もあり、対応に苦慮していることが伝わって来ます。

一方の日本ですが、昨年はかなり審査が緩和された一方で、申請する学生自体が減少しているという事情があり、イギリスが多くの学生を取っている!と、特に中国の学生を中心に受入れている学校が憂慮していました。これで、英国の影響は減るわけですから、そういう学校は安心すると思います。その代わり、質の悪い学生を受入れることになって問題が日本に飛び火しないよう、くれぐれも受入れに慎重になってほしいと思います。

23年目

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

子育てのため休職中の知子さんが、かわいい2世を連れて遊びに来てくれました。
カイの誕生日、ということで、<超>長いロールケーキを携えて。

あ!そういえばそうだった!
先週の母語別交流で、学生たちにシュークリームを振る舞いハッピーバースデーを歌ってもらって、すっかり終わった気でいた私たちでしたが、本当の誕生日は2月1日でしたっけ。

さっそく、おたんじょうびおめでとう!のローソクを立て、なが〜いロールケーキでお祝いしました。
このロールケーキ、彼女の地元の有名なケーキ屋さんだそうで、手作り感あふれる美味しい味に一同感動でした。

今年で23年目。日本語を始めた頃は、日本語教師や日本語学校なんてわけがわからない存在で、何度説明しても分かってもらえませんでしたが、今はおかげさまで、だいぶ認知度が上がって来ました。日本の少子化とグローバル時代の到来で取り巻く環境も変わり、日本語教育の重要性も増しています。

日本語学校は外国人受入れの前線にあり、いくら真面目に取り組んでいようとも、海外事情、外交関係、国内状況など、さまざまな外的要因に大きく影響を受ける存在です。日本語学校の世界自体も悪名高い不法就労、不法滞在が問題になり、多くの学生はもとより日本語教師が長い間その負のイメージを背負ってきました。日本語学校も一生懸命そこから抜け出そうと、様々な自助努力をして不法残留やら犯罪などの割合が大きく下がり、質の向上に努めてきたのが認められつつありましたが、最近は新しい学校が増える傾向にあり、また心配なフンイキです。

今のご時世、「簡単に儲かる!」と思って学校を始める人/会社が増えているのです。
特に介護看護関連では、いろいろな分野の人たちが目をつけています。日本に必要なことに日本語教育が貢献できれば嬉しいですが、それを金儲けの種に考え群がる人たちはやはり駆逐されてほしいと思います。

人の移動には多くの闇がつきまといます。これに教育という砂糖をまぶして誤摩化そうとする人たちは、どの国にもいます。どの階層にもいます。日本にも、大手銀行のOBだとか、経営コンサルタントのような人たちが、あたかも立派な計画をいとも簡単に考えます。学校なんか簡単に作れますが、きちんと機能させることは並大抵ではありません。外国人受入れには、さまざまな不測因子が多いからです。

うちも23年経ち、おかげさまでいろいろな仕事をさせていただいておりますが、企業の高度人材受入れの日本語に携わる一方で、犯罪を起こした外国人の日本語教育に携わる機会もほんの少しいただきました。一人一人の人生に関わることになるこの仕事には明暗がつきまといます。そのことを引き受ける覚悟を持ちたいと改めて思います。民間学校なりのやり方で、社会的に機能し求められる存在となることを志向し、誇りを持って今年も頑張ります。

カイ創立記念ケーキ.JPG

This is it、見て来ました

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

マイケルジャクソンのThis is it!
娘と二人で見て来ました。

6月に目覚まし用のラジオから彼の訃報が流れたときには、驚いて一度に目が覚めた
ものですが、あれからもうすでに何ヶ月も経ってしまったのですねえ。

この映画を見て、とにかくマイケルジャクソンという人はすごい人だったのだなあと、
亡くなった後になって今さらのように、多くの人が感じているのに違いないと同様の感想を持ちました。歌のうまさが比類ないのは言うまでもないことですが、ダンスの凄さも、改めて驚きです。50才という年齢に加えて、薬漬けで杖をついて歩いていたようなイメージがあったので、あんなに複雑なステップをバックダンサーとぴったり合わせて、しかも細かく指示し見本を見せながら、そして歌いながら、リハーサルと言ってもほとんど手抜きもなく。とてもこの数日後に亡くなるとは思えない姿です。

この映画、、というかフィルムは、コンサート準備の様子を編集したものですが、コンサートが実現できていたら確かに凄いものになっていたに違いなかったでしょうね。いい意味での完璧主義者だと、彼のスタッフの一人が賞賛していましたが、その姿勢から学ぶことは多く、そうした意味でも「見てよかった」。