Club KAI リーダーズトーク
通訳体験ワークショップ
2010年12月16日
中国語通訳者・翻訳者 平塚ゆかり氏
プロフィール
平塚ゆかり。東京都出身。大学時代に中国へ留学し、帰国・卒業後、中国貿易の商社に入社。営業、翻訳、通訳アテンド等を経て、フリーランス通訳者・翻訳者として独立、現在に至る。
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通訳という仕事とは?
「日本語が話せるんでしょ?ちょっと通訳してくれませんか?」というお願いをされたことはありませんか?うまくできる場合もありますが、ちょっと長い文章だったり、複雑な内容だったりすると思ったようにいかないときもありますよね。
今回お招きしたのは、プロの「通訳者」の平塚ゆかりさん。日本語上級クラス(総合コースで7〜8レベル)の学生を対象に「通訳体験ワークショップ」と題して、以下のようなお話をしていただきました。
- 通訳とはどのような仕事か?
- 通訳業務の種類
- 通訳はなぜ難しい?
- 通訳のポイント
ひとくちに通訳といっても実にいろんな種類があることと、それぞれの特徴をご紹介くださいました。また、通訳をするときによく遭遇する問題の例と、それらの解決方法なども合わせてお話いただきました。将来通訳の仕事を専門にしない人でも、外国語を習っているなら誰もが身近に感じられるお話を伺うことができたと思います。
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学生たちも通訳のエッセンスを体験!
通訳という仕事の幅の広さと、奥の深さを垣間見たところで、今度は実際に学生たちが通訳を体験。二つの種類の通訳に取り組んでもらいました。
サマライゼーション(聞いた内容を要約して話す)
およそ一分間の日本語のテープを聞いてから、その内容を日本語で要約して発表するというもの。他言語への置き換えは必要ないけれど、長い話をスピーディーに短くまとめることの難しさを体験しました。取り扱ったテーマは地球温暖化といったやや難しい内容でしたが、学生たちは各々が理解できた範囲で内容をまとめて、上手に発表をしていました。
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リプロダクション(聞いた内容をそのまま繰り返す)
再び一分間ほどのテープを聞いたあと、今度は聞いた内容を自分の母国語に置き換えてそのまま繰り返すという通訳に挑戦しました。ここで重要なのはメモの取り方。平塚先生によれば、メモの取り方にもやはりコツがあるようです。通訳はスウェーデン語、韓国語、中国語といった言葉でそれぞれの国の学生に話してもらい、それを同じ国のほかの学生が聞いてチェックする、というやり方で進みました。中国語については平塚先生もご堪能なので、中国人学生が話した内容についてはご自身でも直接講評を述べられていました。
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最後に、平塚先生からは「外国語スキルの鍛錬」「フォーマルな話し方を身につける」「幅広い知識と専門分野の確立」といった通訳者に求められるいくつかの心構えをお話いただき、リーダーズトークは終了。学生の中にはカイ日本語スクールを修了してから通訳者になろうと思っている人もいたため、ワークショップが終わったあとも先生を囲んでいろんな質問が飛び交っていました。
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