- 2008年6月 6日 04:47
相談したいことや意見を聞きたいことがある時、「こんなときどうすればいいの?」
「これ、どう思う?」って不特定多数の人達に聞けるインターネットサービスがありますよね。
いろんな人が自分なりの答えを書き込んで、ベストアンサーみたいなのが決まって、
一件落着ってやつです。それでこんなの見つけました。
「外国人に道を尋ねられたらどうしますか。」
質問しているこの人は、「ちなみに自分だったらしらんぷりする」のだそうです。
実際、こういう話はよく教室で聞く話です。たとえ日本語で話かけても、どういうわけか
「英語?ダメダメ」と、胸の前で両手をクロスさせながら立ち去っていくのだとか。
1人がそれをやってみせてくれると、クラスメートも「そう、そう」と笑います。
「え~本当ですかあ〜?」と疑心暗鬼のワタクシでしたが... いるんですね、やっぱり。
―質問者に対しての回答。
「言葉が通じれば教えます。」
「英語圏でない方は手振りで断ります。」
「情けないけど、足早に去る。」
「日本にいるんだから、日本語で聞くのが礼儀。そうでなければわからないそぶり
をしてかわします。」
見知らぬ土地で行きたいところに行けず、助けてもらいたいって思っているだけだって、
心のどっかできっとわかっていると思うんです、この人達。
英語で話しかける人も日本語で説明されることを、当然予測してるはずなのに。
助ける方も助けられる方も、双方が手をつくしてこそコミュニケーションなのに。
学生の皆さんには日本語を学ぶその先に、他の難関もあるようです。
―質問者へのその他の回答。
「納得するまで身振り手振りで教えますよ、私は」
「外国人だからと言って日本語をしゃべれないとは限らないですよ。」
「しらんぷりするっていうのは、人として冷たいんじゃないですか。」
「地図で教えるか、なければ書くかして、教えればいい。」
ああ、良かった。そういう人もいるんだな。そりゃそうだよな。
「しらんぷり」という行動をとらせるもの。
外国人と日本人とのコミュニケーションを阻むもの。
その正体をつかまねばと思う、日本語教師のワタクシです。