- 2008年9月 2日 14:20
あれこれと忙しかった夏ですが、ちゃんと夏休みもいただきました!
海にはここ十数年出かけていなかったワタクシですが、
ある日学校にあった学生向けのアウトドア雑誌に
イルカと泳ぐ人影の写真を見つけて、ページを開いてみたら...びっくり!
そこには、昔カイでしばらく勉強されていたカルロス・バルボサ(Carlos Barbosa)さん
の写真と、彼の三宅島への思いが綴られた文章がありました。
彼は噴火前の三宅島で数年間生活をされていたそうで、今ではその人脈と
経験をもとにして、気が向いた時にイルカと泳ぐツアーをしているとか。
「この夏はこれだ!ドルフィンとスイムだ!」と思ったわけです。
早朝の海の向こうに見えてきた三宅島は、まだ枯れ木の目立つところもあった
ものの、年々増えてきたという緑の木々が朝焼けに光って、とっても印象的。
港に降りて荷物をおいたら、早速、素もぐりの練習が開始されました。
大きな波に飲まれ、ひっくり返って海水を飲み、泳ぐどころか立っている
こともままならならず、海のど真ん中で完全アウェーのワタクシ。
それでもイルカと泳ぎたい一心でがんばりました!
三宅島から漁船に乗り込み、御蔵島沖でいよいよイルカ待ち。
「ほれ、右から来たよ-」という船長さんが言う方向からは、
3頭のイルカの背中が水面からリズミカルに姿を見せています。
「キター!ついにキター!」と逸る気持ちを抑えて、カルロスさんの
合図でバッシャーンと勢いよく飛び込んでみるものの...。
イルカの姿は...どこにもなし。
イルカ達は人と泳ぐのに慣れていて、根気よく何度も姿を現してくれるし、
彼らの声はちゃんと聞こえるんですけど...。泳ぎがトロくて、
彼らのスピードに追いつかないんですねー。
それでも...。
青くて深い海の中で手足を止めてじっとして...。
波の動きに合わせて力を抜いて、彼らの話す声を聞いていると
自分も海の生き物になったような、な〜んともいい気分。
「これが最後だぞ~イルカ、見ろ〜」という船長さんの声に、
気合いを入れて再挑戦した、最後のダイビングで...。
目の前に3頭のイルカが、突然姿を現してくれました。
慌てて追いかけたそのイルカ達の泳ぐ先にも、
お母さん(たぶん)と、小さな赤ちゃんイルカ。
「イルカ、見たー!見たよねー!」と、みんなで大はしゃぎ、でした。
流れた溶岩の間から生える力強い緑の草花。
島スイカの甘く濃い味。素朴で優しい味の牛乳煎餅。
血管にまで音が入り込んでくるような、村お祭りの神着太鼓。
宿題以外は楽しいことばかりだった子供の頃の夏休みを
思い出させてくれた、三宅島でした。
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