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2007年の終わりに

  • 2007年12月31日 23:16

あっという間に2007年が終わります。
2007年には日本でも世界でもずいぶん色々なことが起きました。あちこちで今年の重大ニュースなどの番組が組まれていますが、私が一番印象に残っている出来事は、京都大学の山中教授の研究グループが成功した万能細胞の作製です。もちろん発見の素晴らしさは言うまでもないのですが、私の関心はむしろその影響にあります。
国もようやく海外の人材ということに目を向け始めたところですが、<優秀な>人材は<優秀な>あるいは<先進的な>国に流れる傾向にあります。単に奨学金をばらまくだけでは真の人材誘致にはつながりません。現に数年前総務省が、日本の国費留学生の日本への還元率が低く、費用対効果が低いという発表をしています。お金だけをもらっても、実際に仕事や業績につながるなど、その人の人生に貢献する流れを作らなければ、ただのばらまきになってしまうのです。
生活費と学費を支給してもらい、研究室と寮の往復で、日本人との交流もほとんどないような生活を送っていると、日本への愛情等芽生えるべくもない、、。国費留学生に選ばれたというだけで、日本語もできない人間が日本に貢献する確率はとても低いのは当然のこと。かといってこれは学生たちのせいはありません。お金さえ出せば喜んでみんな来ると思っている方が問題なのです。アジアの学生たちも、みんなが嬉しそうに日本に来るわけではなく、たまたま日本クジが当たった、というような人が多いことを受け入れ側も知るべきでしょう。

日本株そのものが下がっている今、こうした世紀の大発見は日本にとってこの上ない良い宣伝となり、当然ながら優秀な人材が多く集まることにつながります。
優秀な人材が来ると日本人の機会を奪われるのじゃないかという危惧もあるようですが、それはほんの一部あるいは一過性のことで、結果的に日本経済の活性化につながるのは間違いないことです。

ということで、私は山中教授グループの成功にエールを込めて、一点、入れたいと思います。

やっぱり、年の瀬は明るく、いい話題で締めくくりたいですね。

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