到着後3日目、娘のホームステイをお願いしている二人のイタリア人女性がホテルまで来てくれました。ひとりは、東洋学協会のスタッフのサブリナさん。もうひとりは日本のアニメキャラクター商品の輸入販売をビジネスとして手がけるフィオナさん。二人とも日本語ができるので安心です。
相変わらず降り続く雨の中、ホテルのそばのピザ屋さんでランチを一緒に取りました。。が、そこで思わぬアクシデントに見舞われることになろうとは。。。
実はその日の朝、オレンジをかじったところ、治療中の仮歯が剥がれる(!)という災難に会い、ホテルに頼んでわざわざタクシーで15分もかけて歯医者へ駆け込みました。剥がれた歯をつけるだけに、なんと150ユーロも取られ、しかも荒い治療のおかげで唇に傷がついてその後丸2日も腫れる憂き目を見た。。だけで終わらず、美味しいビザに舌鼓を打っている最中、(しかもまだ2枚目のところで!)奥歯にガリっと触るものが。。
とてもいやな予感がして、こっそりと舌で確かめてみたところ、やはりそれは、2時間ほど前につけたばかりの例の歯(涙)。
こうなったら、初対面の二人に頼るしかありません。さっそく相談すると、すぐにフィオナさんがお父さんに電話をして、かかりつけ医に予約を取ってくれたとのこと。大よろこびでそのまま病院へ行くことになりました。
フィオナさんの運転する車に乗り込み、一路、歯医者へ。
ところで、日本で歯医者へ行く、というのはそんなに大変なことではなく、そこら中にある歯医者のどこかに駆け込むというイメージがありますが、イタリアは全然事情が違うようです。あとで、東洋学協会で日本語を教えているショウコさんに聞いたところ、内科医でも歯科医でも、飛び込みでは殆ど診てもらえないとのこと。
なるほど、確かに、病院の表示はほとんど見ないし、歯科医の看板も目の前まで行かないと、それと気づかぬほど控えめです。ほとんど表札レベル。その代わり、ということかどうかわかりませんが、薬屋が至る所にあります。普通の人は、薬を買って済ませてしまった方が手軽ということなのでしょうか。
ともかく、車に乗り込み出発したものの、80キロ以上のスピードで雨の中をどんどん進み、一向につく気配もなく、しまいに市街地を抜けて高速道路で郊外へ。日本で言うと神奈川県の百合ケ丘のようなベッドタウンの中にある大きな高級集合住宅を囲ったフェンスの前に、ようやく車が止まりました。
今度のドクターはとても丁寧に診て治療してくれた上、120ユーロ。朝より30ユーロも安かった!
日本でも、医者にかかるなら紹介状がモノを言いますが、これは洋の東西を問わないようです。
それにしても、会っていきなりこんなことに巻き込まれ、面倒を見る羽目になったフィオナさんとサブリナさん。嫌な顔一つせず、親切に付き合ってくれました。本当に本当にありがとうございました。(おかげさまで、つけてもらった仮歯は未だにしっかりとついて、快適です♥)


上左)涙のビザ(美味しかった!!!) 上右)フィオナさんとサブリナさん(ありがとう!)
下左右とも)歯医者の待ち合い(さすがイタリア!歯医者もおしゃれですね。ちなみに午前中行った病院も、空色でまとめたシックなインテリアでしたっけ。治療の機械も日本では見たことがないタイプでした。色々なところにお国柄が表れるものです)