地域人才会議共催講座 Leader’s Talk @ KAI」開催!
皆さんの将来の夢はどんなことですか。 日本語を勉強している人なら、
誰でも一度は、自分の将来に日本語を役立てたいと考えたことがあると思います。
そんな日本語学習者の方々のために、カイ日本語スクールでは活気的なプログラムをスタートしました!
「Leader’s Talk @ KAI」とは?
大企業や、専門家など、各分野の第一線で活躍している日本人の方々による、
日本語学習者を対象とした講演です。
「将来は日本企業へ就職したい」
「日本語を使った国際的な仕事がしたい」
という学生のみなさん、是非参加して、将来に役立ててください。
最新のLeader’s Talk @ KAI
2010年3月12日 第19回Leader’s Talk@KAI
「日本企業で働く外国人社員として」
ゲストスピーカー:国際事業推進室 朱 L 氏(株)ディスコ
プロフィール
中国、北京生まれ北京育ち。10歳のとき父親の仕事で来日し、東京の小学校に編入。12歳までを日本で過ごし、小学校卒業後中国に戻る。北京・首都経済貿易大学では情報管理と情報システムを専攻。大学卒業後、再度来日し株式会社ディスコ本社に入社。現在は国際事業推進室に勤務し、主に日本国内の大学・日本語学校の国際広報、留学生のリクルーティング、在日外国人留学生のキャリア教育、就職支援などの業務に従事する。
(株)ディスコ
学校と会社の間に入って、学校側では就職サポート、企業側では人材募集の支援活動をする企業。日本に本社、ニューヨーク、ロンドンに支社を置く。
10歳ではじめて来日した朱さんは、中国から見た日本とはまた違う、魅力的な日本を経験しました。大学では情報管理・情報システムを学び、卒業後に再来日。「人材派遣」という中国では新しい分野に興味を持ち、日本企業「株式会社ディスコ」に就職し、現在国際事業推進室に勤務しご活躍されています。
内容抜粋
日本企業で働いて感じたこと
・ ビジネス日本語力の重要性
日本で就職して、2年間幼少時代に学んだ日本語がビジネスの世界では全く通用しないということを目の当たりにした。
ビジネス日本語力とは、会話能力だけではなく、「読・書・聞・話」全ての能力が必要となる。日本語能力試験1級はゴールではなく、スタートラインでしかない。
・ 社会人としての身だしなみ
日本企業では、必ずといっていいほどスーツを着用する。これは「相手に対する尊敬の意を表す」ためのもの。
・ 企業文化
日本は昔から残業する風習があるが、最近はこの傾向が変わりつつある。近年では、「ワークライフバランス」が重要視されるようになっており、年功序列や終身雇用のワークスタイルも変化しつつある
・ 人間関係
日本では上司には敬語を使うなど上下関係は厳しいが、現在では上司に対しての言葉遣いもそこまで気を使わなくなってきているなど、大分フラットになってきている。また、同僚や上司との飲み会は、職場での硬い関係を柔らかくする機会なので、職場の人間関係をスムーズにするには大切な場。
・ 仕事の基本ルール「報・連・相」
欧米など外国では、結果がよければその間のプロセスはあまり重用視されないことが多いが、日本企業では「報・連・相」(報告・連絡・相談)が仕事をスムーズに進めて行くために必須。
外国人留学生の日本での就職事情
・ 日本にいる留学生の数は近年増加傾向にあり、現在は13万人の留学生が日本で勉強している。これには、福田前総理の「留学生30万人計画」効果が大きいとされる。またこの計画は、留学だけでなく卒業した留学生を日本で就職させるという意図もあり、その効果は出ている。
・ 日本企業が外国人を採用する理由
「国際的な視点をもつ優秀な人材であること」と「高い語学力」が、日本企業が外国人を採用する一番大きな理由。語学力は全てではなく、あくまでも基本。語学力がある上に、優秀であることがマスト。優秀な人材であれば、日本での就職は可能。
日本企業が外国人留学生に求めているもの
・ 社会で活躍するために必要な能力
「基礎学力」、「社会人基礎力」、「専門知識」、「人間性・基本的な生活態度」の4つが求められている。
→この4つの力のバランスはどの企業に入っても重要
・ 外国人社員としての強み
その国の人しかもっていない強みはなんなのかをよく理解すると同時に、一個人としての自分の強みを知る。日本企業は、日本人の視点ではない、別の角度の視点を外国人社員に求めている。そして、何よりも「発信力」が重要。発進力とは、人に伝える力、人を動かす力、自分の意見をきちんと持ってそれを周りに伝え、動かす力のこと。発信するためには、常に勉強することが必要。
Q&A
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Q: |
日本で就職する際には、外国人であるということと自分のスキルと、どっちらのほうが大切ですか? |
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A: |
外国人であることも、スキルもどちらも大事です。スキルがあるからといって、日本人に同化してしまって日本人と全く同じ考え方を持っていたら、外国人としての付加価値がありません。 |
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Q: |
外国人社員を採用するとき日本企業は、その社員が数年で辞めてしまうのではないかという心配をしませんか? |
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A: |
終身雇用という雇用形態は日本社会でも崩れてきていて、転職率が高いという最近の傾向は、日本人でも外国人でも同じです。だから、外国人だということを理由にすぐに辞めてしまうのではないかと企業が心配することはないでしょう。 |
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Q: |
日本では毎年1万1000人の留学生が就職するということですが、どんな雇用形態が多いですか。 |
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A: |
この1万1000人という数字は、全て正規雇用された人数です。 |
朱さん、どうもありがとうございました! |
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