カミールさん(香港・NBJ)

  • 国籍: 香港
  • 修了年月: 2018年6月
  • 就職先: 外資系金融機関

面接でよく聞かれたこと

外資系企業を中心に就活をしたので、面接は英語と日本語で行われました。よく聞かれる質問は「なぜ日本に来たか」「香港に帰る予定があるか」「前の仕事の経験を今の仕事にどう活かせるか」です。日本を選んだ理由については、留学生の場合「アニメやマンガが好きだから」と答える人もいるかもしれません。私もアニメは好きですし、日本が好きになったきっかけの1つです。でも、面接でそれを言うのは子供っぽいですし、理由としては十分ではないと思います。私の場合、日本と香港の生活や社会の違い、どちらがどう自分に合うか、今の自分はどちらを優先したいかを話しました。また、企業が外国人を雇うことの不安の1つは、すぐ帰国してしまうことだと思います。入社前に日本の会社のことをよく理解していることやキャリアビジョンを示すことは、雇う側の安心材料になると思います。

後輩へのアドバイス

一番大切なことはプランニングです。私の国では就活は3ヶ月程ですが、日本では6ヶ月ぐらいかかります。私はエージェントを使ったのですが、登録、個人面談、マッチング、書類の準備をして、面接を受けるまでに2ヶ月ぐらいかかりました。日本では面接の回数も多く、私が受けた銀行は1次から4次まで2ヶ月間に渡って行われました。外国での就活をゼロから自分でマネージメントするのは難しいので、エージェントを使うことをおすすめします。エージェントとの関係作りも大切にすると良いと思います。

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